SAI-YU展 陶芸 ガラス 木工 紙 6/5~6/23

静岡の5人の作家たち賑やかに集いました。

陶芸・石塚操 ガラス・宮城島久芳 木工・白井直人 陶芸・村松優紀 紙・堀井聡子

もう二十年近くなるお付き合いになります。木工の白井さんを中心に作家がグループで『彩遊想作』というグループ名で発表していました。


堀井聡子さんの作品は、紙でできているのですが、どの作品も愛嬌があり、思わず手に取りたくなる作品です。細かいドットや縦じま模様は、紙を切り抜き、ピンセットで張り付けています。気の遠くなるような精巧さです。立体になり、蓋物になっています。車がついたものは、コロコロと動きます。


白井直人さんの木工作品は、ミニチュアの家、色の違う木を組み合わせていますが、小さな窓がついています。どのように作ったかをモノづくりに興味のある方は、頭をひねっていました。機械設備の会社をしながら、モノづくりを楽しんでおられます。


石塚操さんは、京都ご出身の陶芸家で、東海伝統工芸展では、毎回入賞されています。独創的な作品を丁寧にしあげています。真摯なお仕事が垣間見れます。


宮城島久芳さんのガラスは、吹きガラスの作家さんですが、それとともに、コーラの瓶を器にしたり、フランスのシャンパンの瓶を水差しに変えたり、アンティークなランプシェードに変身させています。


村松優紀さんは、いちばん若手の作家です。何事にも興味深く、いろいろなことに挑戦されています。今回は、小さな茶碗をもした器をたくさん作りました、火鉢で焼き締め、炎の緋色をだしています。同じものができない、難しい作品です。植物を植えて鉢にしています。

ギャラリー花棕櫚

100年の時を経た古い家が甦ります。 温もりのある作品で新たな命と風を吹き込みます。

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