2024.01.15 13:35前野さんの絵は、飽きることがありません。細密画のような絵、絵具で描き入れるのではなく、一遍一遍小さな切地で埋め尽くしていきます。これは、新城市の四ツ谷の千枚田を描いたものですが、左隅の石垣は苔むしていて、どこから灰色の布に濃い緑の苔のような色が入り、まさに年月を重ねたような石垣。苔むした石垣の為の布ではないのだろうが、着物の5ミリ四方の布を選び出していく彼女の情熱にも頭が下がる。絹の光沢、深みのある色、着物の美しさに息をのむ思いでうs。...
2024.01.04 05:152024 前野節 絹彩画 展 1/10(水)~/21(日)令和6年最初の作品展です。今回で4回目となります。絹の着物の色で表現された景色や花、野菜等、優雅に彩られています。日本の着物文化が育んだ繊細で豊かな色彩の世界が繰り広げられています。