トルコ・アンティークキリム展 2021.12/1~12/5

小田陽一コレクション

40年トルコを何十回と訪れ、トルコ各地を巡り、集めてきたキリムたちです。今回は、200点ほど。

今年で18回目となりました。コロナ禍で一昨年2019年9月に訪れたのが最後、2年間いけなかったのは初めてのこと。人、文化、風土、歴史、そして食に魅せられて、通われたとのこと、トルコの話をされている小田さんは、今年80歳になられるのに、若々しい。

旅行ガイドブック「わがまま歩きートルコ」の総編集長をされたのをはじめ著書多数。

圧倒的な草木染の色に囲まれているのにも関わらず、心地よいのは、自然の色だからか、和室にもキリムの色がよく似合う。シルクロードの東と西の文化の交流がうかがえる。京都西陣織の帯のようでもある。奈良正倉院に収めれている織物にも通じる。ただ、日本でもそうであるように手仕事に携わる若者が少なくなってきている。

150年前の明治時代にイギリスで化学染料が発明され、草木染が廃れ、安価で手間のかからない化学染料に席巻されたとき、10年20年と経過とともに色が薄くなるのではなく、褪せてきたとき、100年経っても変わらない色、草木染の魅力に気づかされ、いいものを作ろうと草木に染めにかえっていた歴史がある。伝統、文化を繋いでいこうという復興の確かな歴史がある。いいものは、受け継がれていくと信じたい。

ちなみに100年前のキリムであっても、化学染料で染めた糸で織られたキリムや絨毯は、オールドと区別される。しかし、当時の緻密な織は、それはそれで、美しい。

これほどのたくさんのアンティークキリムを見られのは、ここだけだと小田さんは自負されている。

確かに博物館級のキリムには、圧倒される。来年9月に20回目の展示会を予定している。

ギャラリー花棕櫚

100年の時を経た古い家が甦ります。 温もりのある作品で新たな命と風を吹き込みます。

0コメント

  • 1000 / 1000