石に刻まれた線から生まれる絵、その数10万枚
栃久保操、『鬼MANDARA』『森の詩』『宇宙からのメッセージ』そして、『楽宴』
同じ石でも見る角度、見るときによって、いろいろな線が浮かび上がってくるという。人の目は写真のようにミリ単位で正確にとらえることができない。見える見えないは、脳や感情が左右するのかもしれない。そこから幾通りもの線が生まれ、絵になっていったという。
昔の電話帳に1ページ2枚の絵が貼られている、見開き4枚、500ページにわたってデッサンが貼られている、一冊で1000枚、それが100冊を超えたという。
円空は10万体の仏を彫ったという。鬼気迫るものがそこにはある。
その1枚1枚のデッサンの線から、目鼻をつけ、体になり羽になり、鬼、鳥、カタツムリ、魚、虫といった生きとし生けるものの世界が拡がっていく。まさしく地球、宇宙を表すMANDARAと昇華されていった。
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